『旅と共に味わい深くなるもの。』







『旅と共に味わい深くなるもの。
  Thing gradually get improved with use while traveling.』


「人生は旅である。」
どれも、旅と共に味わい深く、なくてはならない相棒の様な存在。
ものを作る事の楽しさや、新しいライフスタイルや遊びの提案、
人との繋がり方や流通の仕組み等、もう一度自分らしく考え直し、
面白い事をしたいと考えています。

詳細は少しずつ紹介する予定です。

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カリンの一枚板テーブル

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「カリンの一枚板テーブル」

こちらは、以前納品させて頂いたカリンのテーブルになります。
正真正銘の一枚板、正真正銘の高級銘木です。
一枚板というのは、丸太を立てに挽いたそのままの状態の板の事をいい、
それなりの大きさがないとテーブルの天板としては使えません。
ようするに贅沢物ということです。値段もそれなりです。
天板両端の白い部分が丸太の外側、樹皮の部分になり、
耳とも呼ばれ、これがある事で一枚板だと言う事が証明されます。

カリンを触る事は初めてに近い経験で、
想像をしていたよりも柔らかく加工がしやすいように感じました。
ただ、アフリカ材等によく見られる導管が交錯した※環孔性散孔材なので、
鉋をかけるには少し、、、といった感じなので、仕上げには少々手こずりました。
(※簡単に言うと、成目と逆目が網羅している様な木目。)

材自体は、兵庫区の「三栄」さんからのもので、
設計の方からのご依頼で製作させて頂くことになりました。
実際にお客様に原木を見て頂き、どのラインでカットするか、
どのように仕上げるかを話し合ったうえで加工をさせて頂いたので、
材木屋さん、デザイナーさん、お客さん、そして製作をさせて頂いた僕、
みなさんが納得のいった物作りができたと思います。
「材木屋さんは材料だけを出せばいい」、「デザイナーは図面だけをかけばいい」、
「職人は作れさえすればいい」、
そのような仕事の仕方では先がないような気もするし、やる気や満足感に欠けるように感じます。
今回はそういった点も含めいい経験をさせて頂きました。

コブや耳の形状をそのまま活かし、オイル塗装で仕上げています。
サイズは約1900×800mm程になります。
一枚板のテーブル等も、材木屋さんのバックアップのもと製作を致しますので、
お気軽にご相談下さい。

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フルオーダーの本棚

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「フルオーダーの本棚」

こちらは、以前納品させて頂いたフルオーダーの本棚になります。
1年程前に、ダイニングセットを納品させて頂いたお客様で、
お子さんのための本棚が欲しいということでご相談頂きました。
room にある、「Random board」を元に、
樹種を杉材からナラ材、そして棚板の間隔を本に合わせたサイズでお作りしました。
天板部分がキッチンカウンターと同じ高さになる事と、別パーツで脚を付ける事が絶対条件だったため、
棚板の間隔はミリ単位で相当悩まれたようでした。
脚があると無いとでは見え方も随分と変わりますし、かといって短すぎると見栄えも悪く、
作り手としてもギリギリのサイズ感をキープすることができたと思います。
落下防止用のアイアンのバーも雰囲気よく収まっています。

絵本が入ると、本棚もそれらしくなり、お客さまの生活に馴染んだよな気がしました。
オイルが乾きたてだったため、絵本がトントンと滑り倒れるのも、なんだか幸せに感じました。
いろんな事と共に成長が楽しみです。

O様、この度もありがとうございました。

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ホワイトオークのダイニングテーブル

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「ホワイトオークのダイニングテーブル」

こちらは、以前納品させて頂いたオーク材のダイニングテーブルになります。
オークとナラ(楢)の違いでなんですが、大きく分類すると同じ材種になり、
ナラを辞書で変換するとoak(オーク)となります。
ナラは、アジア圏が主な産地となり、日本では北海道産などが有名です。
一方オークは、米国、ヨーロッパが産地となります。
ようするに育った環境が全く異なり、木質自体は全く違い、
加工をしている側からすると、全く別物のように感じています。

さて、その全く別物と感じている部分はどこなのかと言うと、
木目の荒さが違う・・・オークは荒らしく、ナラは大人しめ
比重が違う・・・ナラよりもオークの方が重い
色見が違う・・・ナラよりもオークの方が濃い
加工製の違い・・・ナラよりもオークの方が硬く難しい
といった、あくまでも個人的に感じていることです。

年輪を見ると、オークは年輪の幅がナラの約2倍程あり、
極論、オークはナラの2倍程のスピードで成長してると考えてもいいと思います。
季節による温度や湿度、太陽の日照量や雨の量など、環境の違いが最も影響しています。
更にまとめてみると、
「ナラは、四季を感じながらゆっくりと絞まりながら成長した木」
「オークは、広い大地に自由でダイナミックに育った木」
といった感じです。
オークには、小さな節も多く、小枝が成長しやすい環境だった事を思わせてくれます。

どちらも、それぞれメリットとデメリットはありますが、
だからこそ、木という素材は面白いなと実感しています。

今回、作らせて頂いたテーブルは、
長さ2000×幅900、天厚35mmのサイズだったため、過去最高の重量となりました。
お客様が力持ちだったためなんとか納品できる事ができました。

N様、この度は本当にありがとうございました。

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